平成30年 6月 定例会 (06月20日)一般質問-03号

○副議長(福井美奈子君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 一般質問を続けます。
次に、芦屋川の環境保全について、耐震改修の補助金について、終活支援事業について、JR芦屋駅南地区再開発事業について、みどり香るまちづくり企画コンテストについて、以上5件について、山田みち子議員の発言を許可いたします。
 本質問は、一問一答方式により行われます。
 ◆10番、山田議員。


大阪府北部地震により亡くなられました皆様の御冥福をお祈り申し上げますとともに、1日も早い復興をお祈り申し上げます。震災を経験している私といたしましては、自分の立場においてなし得る減災への努力を続けていきたいと思っております。

 

 それでは、質問に入らせていただきます。

 質問1 芦屋川の環境保全について 

芦屋市のシンボルである芦屋川の生き物の生息環境を保全することについては、問題が起こるたびに市民団体からの要請を受け、芦屋市が管理者である兵庫県に連絡をして協議し、解決をしてくださっています。10年余り前には、市民センター横にできたツルヨシ群落を市民団体、芦屋市、兵庫県の3者協議により、実験的事業として撤去していただいております。

次に、カジカガエルについてです。
 カジカガエルは、山手中学校のところから、高座の滝までの支流にたくさん生息しています。しかし、芦屋川本流に生息していたカジカガエルは、生息地の草地である河川敷から追い出され続けています。ゲンジボタルの観察会は、同時にカジカガエルの鳴き声を聞く機会でもありましたが、現在ではめったに聞けなくなっています。
 カジカガエルの生息地を回復するためには、山芦屋公園から上流の河川敷に生えてきている樹木、主にニセアカシアですが、これを伐採していただき、次に切り口から脇芽が出て枝を伸ばしますので、これを切り取るという2段階の方法で、完全に枯らす必要があります。ニセアカシアの林になるのではないかと心配している場所は、動物霊園から芦屋川の天然プールと呼ばれている堰堤までの間です。
 そこで、カジカガエルの生息地の回復について、お考えをお伺いいたします。
 ここで写真を数枚まとめて見ていただきたいと思います。画面の切りかえをお願いいたします。(資料をモニターに映す)

 次に、ゲンジボタルについてです。
 芦屋市のゲンジボタルは車のヘッドライトを初めとするたくさんの光害の中で頑張って生息しています。しかし、暗い場所を好むという習性を変えることはできません。かつては阪急芦屋川駅のすぐ上のところから生息していましたが、いつしかいなくなりました。高座川での繁殖地の一部がなくなりましたので、芦屋川本流での生息地の保全が課題となっています。
 一番早くできる方法は、川を照らす光を少なくするということです。街灯のLED化で、より明るい光が川面を照らしています。星空のために街灯の光が上に抜けないような対策はされていますので、道路面の明るさを確保しながら川面を照らす光を少なくできるように、街灯に仕掛けを施せないでしょうか。お考えをお伺いいたします。
 実は、夜の暗さを保てなくなることによる影響は、ゲンジボタルだけでなくカジカガエルも影響を受けます。明るいところではすぐにゴイサギ、ササゴイ、アオサギに狙われて捕食されてしまいます。3年前の大雨のあと、阪神芦屋駅の下で、上流から流されたと思われるカジカガエルの子どもを見つけ上流に戻してやりました。
 都会の真ん中で、渓流に生息する生き物たちが繁殖してくれています。将来にわたり、大切に守り育てていくことが、芦屋市のブランドを高めることになると考えていますが、お考えをお伺いします。 3年前にもお伺いしましたが、芦屋川の環境保全を捉えての環境課の役割が明確に見えておりませんので、環境保全という観点からの環境課と下水道課の役割分担や連携について、法的根拠をあわせてお伺いいたします。

 質問2 耐震改修の補助金について 

前回、補助金対象となる耐震基準を、平成12年6月1日の基準に見直すことについてお伺いしたときの答弁では、兵庫県が見直す可能性があるので、県の見直しを待ちたいということでしたが、残念ながら県による見直しはありませんでした。そこで、確認しますが、芦屋市は、耐震基準の見直しに関しては、今後も兵庫県に倣っていくということでよろしいでしょうか。お伺いいたします。

 次に、芦屋市の耐震改修促進計画では、平成25年度時点での達成率は93.3%で、耐震性がない住宅は2,758戸でしたが、その後どのような取り組みをされて、現在の達成率はどのようになっているのかについて、お伺いいたします。

 質問3 終活支援事業について 

市民の皆様からの御相談としても、一人暮らしの御高齢の方から、または高齢者世帯のどちらかの方から、葬儀、納骨、死亡届出人、リビングウィルという終活課題についての悩みを訴えられることが多くなっています。また、少子高齢社会が進行する中で、「お一人さま」がふえてきています。やがて多死社会が訪れ、孤独死もふえます。
 昨年の9月の一般質問で、同じ会派の岩岡議員が終活支援について質問をされ、2015年7月に開始された、横須賀市の納骨先などを決めておくエンディングプラン・サポート事業や2016年7月に開始された、大和市の葬儀生前契約支援事業を紹介され、行政にとって経費が少ない事業であることもアピールされていました。そのときの御答弁は、「終活支援事業は、本市において死亡時に身寄りがなく、生活保護による葬祭扶助の適用となった件数は、過去3年間で1件であることから、議員御紹介のエンディングプラン・サポート事業の実施については、現在のところ考えておりません。今後も単身高齢者や認知症高齢者の増加の実態を踏まえ、高齢者が日ごろから地域とつながりを持ち、支援が必要となった場合に、早期に専門機関につながり、御本人の意思に基づく支援が受けられるよう、共助の地域づくりの取り組みを進めてまいります。」ということでした。
 しかし大和市は、身寄りがあり、一定以上の収入がある人にも、事業者や司法書士会、行政書士会の紹介などの情報提供もされています。千葉市も葬祭事業者との共同事業として、今年の1月から市民向けセミナーや相談事業を地域包括支援センターを窓口として開始されています。
また、横須賀市は、この5月1日から新たに、希望する市民であれば誰でも登録できる、終活情報登録伝達事業--通称「わたしの終活登録」を開始されています。御本人が倒れた場合や亡くなった場合に、書いてあった終活ノートの保管場所やお墓の所在地さえわからなくなる事態が起きていることへの対応ということです。こうした終活関係情報を、生前に登録しておけば、万一の場合、病院、消防、警察、福祉事務所や本人が指定した方に開示され、本人の意思の実現を支援することができる事業になっています。ちなみに経費としては、従前のエンディングプラン・サポート事業が10万3,000円で、新規の終活情報登録伝達事業「わたしの終活登録」については7万円となっています。
 安心して住み続けられる暮らしのために行う行政サービスとして、魅力的な事業だと思います。芦屋市にもしっかりと検討していただきたいのですが、お考えをお伺いいたします。あわせて、終活計画が必要だと考えている市民の方は多くいらっしゃいますので、終活に必要な任意代理契約、任意後見契約、死後事務委任契約、公正証書遺言について知識を得られる機会や、エンディングノート講習などに対するバックアップ体制を豊かにしていただくことについてのお考えをお伺いいたします。

 質問4 JR芦屋駅南地区再開発事業について 

芦屋市が取り組んでいる事業の中で、芦屋市の将来に最も大きく影響する事業だと思っています。先週開催された、建設公営企業常任委員会と総務常任委員会でもいろいろな質疑がありました。それを受けて質疑の引き続きのような感覚で、質問を投げかけさせていただきますが、御容赦くださいませ。
 JR芦屋駅南地区第二種市街地再開発事業と、それに関連する都市計画について、2017年3月31日に都市計画を決定。11月には事業協力者が決まり、2018年5月10日には、事業計画にかかる設計の概要について、県の認可を受け、5月30日に事業計画決定に至り、譲り受け希望の申し出もしくは賃借り希望の申し出をすることができる期限として、この6月28日が示されています。事業は大きく歩み始めている感もありますので、市民感覚として知りたい事柄も含めて順次伺ってまいります。
 事業計画決定の概要の中に施設建築物と公共施設の設計の概要がありますが、委員会の中でも認識の違いが見えましたように、まだ決定ではないということの意味が、詳細な事柄については決まっていないとの、本当の意味を知ったわけです。そして詳細なこととは、緑の配置などという説明を聞かせていただきました。
 そこで、詳細部分についての中身を、詳細に御説明ください。また、駅前の景観が全国どこででも見られる駅前にならない、国際文化住宅都市芦屋の特徴を持つ駅前空間になるという確証をお持ちかどうかお伺いいたします。
 2番目に、事業計画決定時点の交通広場の計画の中に、議会や市民団体の意見を受けて見直したところがあれば、何をどのように変更したのかについてお伺いいたします。
 3番目、JR西日本の姿勢が芦屋市のまちづくりに寄与したいという積極的なものではなく、この機会を有効に活用するという姿勢であるように見受けられます。民間会社だから当然だと理解を示すのではなく、粘り強く、まちづくりに協力する感覚を要求していただきたいと考えますが、お考えをお伺いいたします。
 4番目、譲り受け希望の申し出期限が迫っていますが、土地測量や家屋調査を拒否されている地権者が数名おられます。このまま調査をせずに進めることができるとは考えにくいので、強制的な調査ということも考えておられるのかどうかについて、お伺いいたします。
 5番目、下世話な質問かと思いつつですが、JR立花駅の階段の下には店舗があります。今後芦屋駅の階段の下に店舗を加える可能性があるのかどうか。また、譲り受け希望の申し出をされない権利者が、JR芦屋駅舎内の店舗を希望された場合、芦屋市はどのように関与されるのかの2点についてお伺いいたします。
 6番目、まちづくり協議会の現状と、今回も総会で議案が承認されなかった場合のことについてですが、市はどのようにまちづくり協議会の機能を維持していかれるのでしょうか。別の組織を作られるなどのお考えがあるのかどうかを含めてお伺いします。
 7番目、事業計画に含まれていなかったペデストリアンデッキについては、ハードもソフトも丸ごと決定されていないという状態であることがわかりました。ペデストリアンデッキの設計の進行状況についてお伺いいたします。また議会や市民、市民団体の提案を受けるような機会を持たれるのかどうかについて、お考えをお伺いいたします。

 質問5 みどり香るまちづくり企画コンテストについて 

環境省が12年前の2006年、平成18年度からスタートさせたみどり香るまちづくり企画コンテストの初年度に、大桝公園を舞台にして芦屋市は応募し、見事に入選して、大桝公園は季節をより深く楽しめる公園になりました。視覚と嗅覚ということです。
 お披露目のセレモニーには、山中市長をはじめ、花壇のお世話をされている住民の皆さんが集まっておられました。それから10年余りたち、看板は美しいまま立っておりますが、かなりの木が枯れてきて寂しくなっています。水やりは毎日近くの住民が区画を分けるようにして行っていますが、樹木の下の土もやせてきて、施肥もされていませんから、気になっています。芦屋市が独自で植えられたヤマブキも同様に、刈り込みされたあとの芽吹きがうまくいかず、枯れてきています。
 ここで様子を見ていただきます。画面の切りかえをお願いいたします。(資料をモニターに映す)
 これが「平成18年度『かおりの街作り』企画コンテスト入賞」の看板になっています。看板は非常にきれいなまま保たれています。看板の下のところのキソケイですが、ちょっとくたびれた感じがいたします。
 ここからは主にジンチョウゲが枯れてしまっている状態を見ていただきたいと思います。このようにかなり枯れたまま残されているものもあります。これはヤマブキの木ですが、剪定されたあとに芽吹きせず徐々に枯れていって、今はこんな状態になっています。
 画面の切りかえをお願いします。(資料の提示終了)
 芦屋市のホームページで、この事業を紹介していただいていますので、内容については誰でも知ることができます。ここで全体の説明は割愛させていただきますが、このコンテストについては、企画数、企画内容に関しても、対象者に関しても、自由度が高くなっています。大桝公園の修復重視での新たな企画以外でも、例えば宮塚公園等にも広げ、住民参加型の公園づくりをネットワーク化する機会になるとも考えられます。募集期間が5月14日から9月14日までですので、まだ余裕があります。
 そこでこの企画コンテストに、芦屋市として再チャレンジ、あるいは地域の任意団体とともに、あるいは地域の任意団体が応募と、形はさまざま考えられますので、再びの受賞を目指して、みどり香るまちづくり企画コンテストに参加することについての考えをお伺いいたします。
 壇上からの質問を終わります。

これより一問一答

○副議長(福井美奈子君) 答弁を求めます。 山中市長。

◎市長(山中健君) =登壇=山田みち子議員の御質問にお答えいたします。
 初めに、ツルヨシが及ぼす芦屋川の環境への影響は、県は、平成17年度の芦屋川の水辺環境を守る懇話会で、市民とともに生態系の議論をした後も、費用面等を含めた協議を行うなど、十分な認識をお持ちであると考えております。
 カジカガエルが生息する箇所のニセアカシアの伐採は、生息地の保全や治水上の必要性は認めるものの、御指摘の箇所までの経路が民有地であることから、県と協議した上で、慎重に取り扱いたいと考えております。ゲンジボタルの生息する河川への遮光は、一部街路灯の改良を検討いたします。
 芦屋川の環境保護や環境美化に努め、自然豊かなまちであり続けることは、本市のブランドを高めることにつながると考えております。
 環境保全の役割分担では、法的根拠はありませんが、下水道課は、河川環境整備事業として芦屋川の清掃管理を、環境課は、芦屋市全体の生態系を含めた環境の保全を担い、ともに芦屋川の環境保全に努めているところです。
 次に、耐震改修の補助金は、県の支援も必要なことから、地震時に倒壊する可能性が高い昭和56年5月以前の旧耐震基準の住宅を優先的に耐震化してまいります。
 耐震改修促進計画では、セミナーの開催や個別相談等に加え、平成29年度より分譲共同住宅耐震化アドバイザー派遣補助を開始するなど、マンションの耐震改修をさらに促進するための取り組みを進めております。なお、耐震化率は、5年ごとに行われる住宅・土地統計調査のデータをもとに算出するため、平成32年度にお示しする予定です。
 代理受領制度に関しましては、導入される県内他市町の状況も踏まえ、研究してまいります。
 次に、終活情報登録伝達事業は、高齢者が人生の最後を迎えられるに当たり抱える不安を、高齢者生活支援センターや権利擁護支援センター等を通じて実態把握を行うとともに、他市の取り組みも参考にしながら研究してまいります。
 終活に必要な知識を得られる機会や終活講習などは、エンディングノートの書き方等の終活セミナーを開催するなど、市民の終活への不安や疑問の解消に努めてまいります。
 次に、JR芦屋駅南地区再開発事業の事業計画決定は、施設建築物の構造・階数・使用用途及び公共施設では、交通広場の形状や周辺道路の幅員などを決定したものです。
 今後の詳細設計において、施設建築物の住宅・商業・公益の各機能と、デザインをより魅力あるものとするため検討を加えていくとともに、交通広場の安全に関する基本機能の向上としてのより利便性の高いバスバースの導入や、付加価値の創造としての緑の配置などの検討に進んでまいります。
 また、駅前の景観は、交通広場や周辺道路、施設建築物の緑化など、ペデストリアンデッキを含めた、光あふれる緑豊かな空間を確保することにより、潤いと落ち着きのある国際文化住宅都市芦屋にふさわしい駅前空間が創出できると確信しております。
 交通広場の計画は、議会や市民の皆様の御意見を踏まえ検討を加えた結果、都市計画決定時点から、ロータリー出入口周辺の歩道幅員の拡大、バス及びタクシーバースの位置やタクシー待機場の形状など、一般車乗降場においては、乗降スペースを3台から7台に拡大するとともに、ロータリー形状の見直しも行ったところです。
 JR西日本の姿勢は、支障となる施設の移設により本市の交通環境の向上に寄与するとともに、芦屋にふさわしい駅舎改良を本市との共同事業により実施するなど、積極的に関わっていただいているところです。
 土地測量・建物調査は、管理処分計画の策定や適切な補償額の算定のため必要なことから、御理解、御協力が得られるよう、引き続き説明を行ってまいります。
 JR芦屋駅の階段下への店舗の配置は、お聞きしておりません。
 なお、地権者の方が駅舎内店舗への入店を希望された場合、市も関与してまいりますが、最終的には当事者間で協議していただくこととなります。
 まちづくり協議会は、平成29年度の総会において、活動方針、役員などについて承認が得られず活動休止の状況ですが、6月末に総会を開催し、協議会活動を再開したいと考えており、新たな組織を立ち上げる考えはございません。
 ペデストリアンデッキは、JR芦屋駅と施設建築物や交通広場を結び、安全安心な歩行者動線を確保するとともに、本市の南の玄関口にふさわしいデザイン性や利便性にすぐれた施設となるよう検討を進めているところです。
 進捗状況に応じ、議会への説明、市民の皆様への周知などを行い、御意見、御要望もお聞きしていきたいと考えております。
 次に、みどり香るまちづくり企画コンテストは、大桝公園も含め市内全域で、地域の皆様と協議し、ともに維持していける公園整備に取り組む中で、コンテストの活用も視野に入れて進めてまいります。

○副議長(福井美奈子君) 山田議員

 ◆10番(山田みち子君) 御答弁ありがとうございました。
 芦屋川の河川敷のニセアカシアの林になりそうな場所なんですけれども、民地であるので協力がいるということでした。
 画面の切りかえをお願いします。(資料をモニターに映す)
 このように、私も見に行きましたら、私有地につき通行できませんという看板がありまして、芦屋市と警察署の名前が入っておりました。芦屋市と芦屋警察署が関与してこの看板を立てられているということですので、民地をお持ちの方ともお話はできる関係にあるのかなと思います。
 カジカガエルの生息地という心配よりも、河川の流水面を確保するといった意味で、洪水のほうが心配な状況になってきていますので、ぜひ交渉していただいて、この状況を多分、西宮土木事務所の方も御存じではないのかと思いますので、対策について協議をしていただきますように要望をしておきます。
 あと、下水道課と環境課の役割分担は、普通に考えられる役割分担でありました。ただ、現在の環境課のいろんな--市民が「芦屋川の水が濁っているよ」と言って通報したときに、環境課が「うちは関係がない」というようなやりとりがあったり、生き物が、魚がいないんじゃないのかというようなことにも、あまり反応がよくなかったということを、市民の皆さんから受けております。今回、ホタルの観察会の紹介が広報に出まして、言っていくところがわかったからといって電話をもらいました。その環境団体は、ふえていないんだから、絶滅していっているんじゃないか。看板が立っているけれども、あれはフェイクじゃないのかというお答えももらっていますので、芦屋市にお住まいの市民……画面切りかえをお願いします。(資料の提示終了)
 ですので、もう少し芦屋市の環境というもの、生き物がどのようなものがいるのかということを広報していただきたいと思います。環境計画の中に書き込んでいるのも、魚についての情報が少ないということがあります。
 あと、ツルヨシについては、以前に質問をさせていただいた河川モニター制度について、ツルヨシの効果的な除草や動植物の把握など、当初の目的を達成しているということで廃止されています。このときにツルヨシの効果的な除草や動植物の把握などをされておられるんですから、この成果物をどのように活用されているのかについて伺わせてください。

○副議長(福井美奈子君) 森田市民生活部長。

◎市民生活部長(森田昭弘君) 率直に申し上げて、今のところ具体的な取り組みができていないと思われますので、その点については点検をして、しかるべき対応をさせていただきたいと存じます。

○副議長(福井美奈子君) 山田議員。

◆10番(山田みち子君) ありがとうございます。
 成果物があるのに、それを活用しないというのは何のためにやったのか。これは税金の無駄遣いと言われてしまいますので、ぜひそれは下水道課さんのほうにも情報提供をしながら、ツルヨシの効果的な除草計画、撤去計画などを立てていっていただきたいと要望をしておきます。
 第3次芦屋市環境計画や芦屋市緑の基本計画の中を見てみますと、自然と緑を守り、創り、育てる文化を継承するということが目標になっています。芦屋市は自然環境が豊かであるということが枕詞のように使われていますが、その枕詞をいつまでも使えるように、環境を把握した上で、保全対策をしていただきたいと思います。これについては、環境課のほうで啓発と言うことを中心にするのではなく、もっと実質的なお仕事をしていただきたいのですが、いかがでしょうか。

○副議長(福井美奈子君) 森田市民生活部長。

◎市民生活部長(森田昭弘君) その具体的な取り組みにつきましては、せんだって議員も傍聴に来ていただきましたが、環境づくり推進会議のほうでもいろんな意見を出していただいておりますので、そちらで検討して取り組んでまいりたいと考えてございます。

○副議長(福井美奈子君) 山田議員。

◆10番(山田みち子君) 環境づくり推進会議の皆さんが、もう少し広く芦屋の環境を把握できるような体制も整えていただいて、それから環境づくり推進会議の手足になるようなネットワーク的のもの--芦屋でさまざまな活動が行われていますので、そういった団体とのネットワークをつくって、環境づくり推進会議とともに動けるようなことを狙っていくべきではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。

○副議長(福井美奈子君) 森田市民生活部長。

◎市民生活部長(森田昭弘君) 昨年度、環境づくり推進会議の新たな取り組みとして、議員から今御紹介がありました、市内の様々な環境問題に取り組んでおられる団体の発表の場を設けさせていただきました。初回のことでしたので、いろいろ不手際もございましたけれども、おおむね実施したことについては好評でございましたので、この取り組みについては、継続して実施してまいりたいと考えております。

○副議長(福井美奈子君) 山田議員。

◆10番(山田みち子君) 2月に市民センターのほうで行われておりました。発表という機会がありました。それを広報していただくことで芦屋市の自然環境に関心を持っていただける市民の方がふえていくと思いますので、それはぜひ続けて、お願いしたいところです。
 前に伺ったことがありますが、自然資源の調査ということについても、団体の皆さん方のネットワークでつくれるのではないかと思います。「芦屋の自然」という冊子が出ておりますけれども、かなりの年月がたっていますので、現状とは全く合わないようになっています。そのことについて、そういった冊子を作るための一歩を始められるというようなお考えはございませんでしょうか。

○副議長(福井美奈子君) 森田市民生活部長。

◎市民生活部長(森田昭弘君) いっときに市内全域の調査をかけるということが可能かどうかということはともかくといたしまして、昨年度は例えばイモリ池の調査等もしてございますので、順次必要な更新をしていくということについては、検討したいと思っております。

○副議長(福井美奈子君) 山田議員。

◆10番(山田みち子君) 特定の有名なところ--イモリ池の保全などではなくて、市内全体でどのような生き物が見られるのかということを、市民の目で見ていくということも大切で、その市民の力を利用することによって、自然状況--生き物がどんなところに、どのようなものが生息しているのかということもありますので、市民の皆さんと一緒に、例えば春になるとこんな生き物が出てきますが、芦屋のどこで見かけましたかみたいな、そういったようなソフトなことなんかも考えていっていただきたいと思います。環境づくり推進会議を中心にしてというと、なかなか広がりが難しいと思う中で、工夫していっていただきたいと要望をしておきます。
 簡単に言うと、電線がなくなりますとツバメが見れなくなるかもしれませんが、今年はツバメをどこで見たのかということを調査することによって、市民の皆さんから情報をいただくことによって、芦屋市は電線がなくなったときにツバメがいるのかいらないのか。いたほうがよいと考えるならば、どんなことを考えたらいいのかということにつながっていきます。例えばの話ですけれども。
 これは嫌みではありませんから、電線の地中化は進めていただいていいですけれども、生き物のことも忘れないでいただきたいというのと、市民の力というのをもっと利用していただきたいというのを要望しておきます。
 それから、耐震改修のほうの今の実績はまだわからないということでした。これからも続けてマンションなどの耐震化を啓発し、効果が出ますように努力をしていただきたいと要望します。
 それと代理受領制度なんですけれども、芦屋市も県とのこういった決まった話し合いというのをしているのではないのでしょうか。

○副議長(福井美奈子君) 山城都市計画・開発事業担当部長

◎都市計画・開発事業担当部長(山城勝君) 兵庫県のほうが主催されている説明会等で、こういったこともお聞きをしております。その中で、いろいろと制度について想定される、懸念されるそういった事例も示されて御説明をいただいています。今般、県内で、明石市さんが始められたということでございますので、その利用実態、活用実態などを見ながら私たちは研究をして、この制度を注視していきたいと思います。

○副議長(福井美奈子君) 山田議員。

◆10番(山田みち子君) 明石市さんが取り組まれているというので、それで研究をなさってくださるということなんですけれども、10%といいますけれども、耐震改修の新基準にしている高知県や愛媛県や徳島県、香川県などの進んでいるところは代理人受取人払いでも90%、80%、50%という高い率が出てきています。
 兵庫県が代理受領制度というのを説明をされたということは、兵庫県はこれをしていったらどうかと投げかけられたというふうに受け取っております。大阪府も多分、大阪市、高槻市、堺市、和泉市と全部入っていますけれども、今回これがどんどん進んでいくと思われます。研究ではなくて、もう一歩進んだ御答弁はいただけませんか。

○副議長(福井美奈子君) 山城都市計画・開発事業担当部長。

◎都市計画・開発事業担当部長(山城勝君) この耐震改修にかかる代理受領制度ですが、過去に、若干トラブルがあったということも報道されておりまして、そういったことを懸念されて兵庫県から説明された資料も入手をしているわけでございます。この制度を使いますと、例えば事業者がこの補助金を得るには若干の時間がかかるというデメリットがあったり、逆に申請者の方は早く耐震改修ができるというメリットもあります。そういったメリット、デメリットがあると思いますので、十分に内容を点検して、十分に研究をしてやっていきたいというように思っています。

○副議長(福井美奈子君) 山田議員。

◆10番(山田みち子君) では、市民のメリットなのか、事業者のメリットなのかといったら、市の立場としては市民のメリットだろうと思いますので、事業者への協力を求めていっていただきたいと要望をしておきます。
 続いてJR芦屋駅南のことですが、ペデストリアンデッキ下が暗いというのがなくなって、光が満ちてあふれている、国際文化住宅都市にふさわしい、そういった駅前が見られるというお答えでしたけれども、その状況のペデストリアンデッキについて今何かできているということですか。そのうちにお示ししていただけるということですか。お伺いします。

○副議長(福井美奈子君) 山城都市計画・開発事業担当部長。

◎都市計画・開発事業担当部長(山城勝君) 現在、事業計画決定をしました際に、参考としてペデストリアンデッキの図面、パースなりをつけてございます。それについてはいろいろと御意見を頂戴しておりまして、今御指摘があったようにデッキの下が暗いということもありました。ただ、歩行者の安全や、そして緑。そういったことも取り入れた施設にするべきとは思っていますので、そういったいろんな要素を今検討しているところでございます。今この場で具体的な計画をお示しすることはできませんが、さらなる工夫や検討を加えているところでございますので、お時間をいただきたいと思います。

○副議長(福井美奈子君) 山田議員。

◆10番(山田みち子君) ペデストリアンデッキの形状や、歩行者が安全にどのような行き来ができるかというようなことは、これからの問題だとは思いますので、しっかりしたものが、誇れるようなものがあらわれてきてくれることを楽しみにお待ちします。
 それと、JR地区も緑化重点地区に入っていますので、エリアブランディングの中の、緑の核になるものとしての駅前というお考えをお持ちであるのかどうか、確認させてください。

○副議長(福井美奈子君) 山城都市計画・開発事業担当部長。

◎都市計画・開発事業担当部長(山城勝君) 今回の整備の中では、特に駅前広場を中心として南北に連なる駅前線、これについても拡幅整備をする予定でございます。十分な歩道を配置しまして、できる限りの緑というものの配置をするということで考えています。先程ありましたが、電線、こういったものも無電柱化ということを計画してございますので、駅前に合った、すばらしい景観を持った緑豊かな街路、まちが一体としてでき上がると私たちは確信をしてございます。

○副議長(福井美奈子君) 山田議員。

10番(山田みち子君) あとは交通結節点のところで、バスの運行状況が変わってくると思うんですけれども、バス会社さんとの意見交換というのは始められておられるんでしょうか。

○副議長(福井美奈子君) 山城都市計画・開発事業担当部長。

◎都市計画・開発事業担当部長(山城勝君) 阪急バスとの協議は、こういった事業計画の作成に至るまでに重ねてきておりまして、今近々では協議の場を設けていないわけでございますけれども、これからこの駅前広場の計画が確定していくという段階でございますので、その中で阪急バスさんとは十分な路線検討をしていただく必要がございますので、これから協議を煮詰めてまいりたいと考えています。

○副議長(福井美奈子君) 山田議員。

◆10番(山田みち子君) 先程、別の議員の質問の中で市長が、茶屋之町のさくら通りについて言及されておられました。バス路線を川東のほうに、停留所をつけかえるというようなことを、市長が答弁の中でおっしゃっていましたが、積極的に進めていかれるということを確認させてもらってよろしいでしょうか。

○副議長(福井美奈子君) 山城都市計画・開発事業担当部長。

◎都市計画・開発事業担当部長(山城勝君) 先程、市長から示されたお考えは、国道2号南の駅前線についての、にぎわい、まちの活性化を目指した中で、一つバスが通らない方法。一つとしては歩行者天国ということもありましょうし、そういったことを考えると、西側にある川東線に路線を回してはどうかというようなアイデアだったと思いますので、こういった考えについては、私どもは阪急バスと具体的には、詳細には詰めていませんが、今回のバスの時刻体系、それから路線、これをトータルで阪急バスのほうで考えていただきます。駅前広場を南側に整備することによって、バスパースがふえるということでございますので、市内全体のバス路線への影響もあるかと思いますので、これは十分詰めていきたいと思っています。

○副議長(福井美奈子君) 山田議員。

◆10番(山田みち子君) ありがとうございます。
 常々、市民の活動の中で、いろんなことを計画していく中で歩行者天国にできないという悩みを聞かされてきておりましたので、これはエリアブランディングという1つの大きな企画の中でも進めていかれると、市民、市外の皆さんを含めての楽しい芦屋のまちづくりが、それこそ活気づくワクワクするような空間ができるのではないかと思いますので、JR芦屋駅の再開発を含めて、ぜひ進めていっていただきたいとお願いをいたします。
 なるべく車が駅前に入ってこないようなことが考えられるといいなと思っていますが、これはつぶやいておきます。
 それからみどり香るまちづくり企画コンテストについては、検討したいというお答えをいただきましてありがとうございます。
 これにつきましては、1月、2月のロウバイから始まりまして、現在6月、7月ぐらいまで花が咲く状況に、本来ならば咲いていて香ってくれることになってきております。ここで欠けておりますのが、秋から冬にかけて、冬は無理ですけれども、植えるものを考えれば、秋も十分に花が咲き、緑が楽しめ、自然の香りを楽しめることになりますので、秋から冬にかけて香る低木を加えて、ぜひ企画をしていっていただきたいと思います。
 ジンチョウゲが主に枯れていますので、ジンチョウゲは非常に難しいのかなと思って、いろいろ調べてみましたら、割かし育てやすいということだったんですね。ただ、剪定をするときの注意が必要で、花が終わった後、剪定をするときに、放っておいても丸い形状になるので、放っておいてもいいのですけれども、大きくするのが嫌な場合は、ガガガっと上のほうを切るんではなくて、きちっと剪定をしてやらないといけない。それをもしも、全部小さくしていくのであれば抜いてやる、抜いてやって大きく育てるということも必要だと思います。
 そういった樹木の管理については、公園緑地課も大変だろうと思いますので、住民の方と、十分に協力者を募って、計画を立てていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

○副議長(福井美奈子君) 辻都市建設部長。

◎都市建設部長(辻正彦君) まずは地元の御意見というのを十分お聞きをして、そして一緒に管理をしていきたいと思っておりますので、丁寧に進めていきたいと思っております。

○副議長(福井美奈子君) 山田議員。

◆10番(山田みち子君) それから、ネットワーク化というのを言っておりますけれども、このみどり香る企画コンテストというのは民地でもOKなんです。広いエリアで民地をつないでいく。それから街路樹の下の低木の植え込みですね。そういったものをつないでいって全体に広げていくという、そういった大きな目標を一つ持っていただいて、それで地域をどういうふうにしていくか、受け持ちをどう考えていくかというようなことをしていただきたいと思います。
 花に関しての話題というのは楽しいことばかりで、花をきれいに咲かせることに手を貸したいと言われる方は、本当にたくさんおられまして、花の話題で高齢者のつながりや世代を超えての話し合いも育ってまいります。地域を花の話題でつないでいって地域づくりをするというところにもつながっていくと思いますので、ぜひよろしくお願いをします。
 それから最後になりましたが、終活の終わりのほうですね。こちらのほうで見ていただきたいんですが、画面の切りかえをお願いします。(資料をモニターに映す)
 これは、横須賀のエンディングプラン・サポート事業の御案内というものです。高齢者の気持ちをぐっと最初からつかんでくるような感じの表紙になっております。「おひとり暮らしでご自身の終活をお考えの方へ。エンディングプラン・サポート事業のご案内」です。
 これは、漫画になっておりまして、一人暮らしの周平さんが終活を始めました。飲み屋で、これからの行く末が心配でと言っているおじさんの横に、なぜかピカピカ光っているおじさんがいて、どうして元気なのと言ったら、最近終活を始めたんだよということですね。
 次に行きますと、「しゅうかつ」も働く就活じゃなくて人生の終わり、一人暮らしで身寄りがなく収入・資産が一定額以下の高齢の市民と、ここの部分……。

 

○副議長(福井美奈子君) 山田議員。1分を切りましたので、残時間表示に変えます。

◆10番(山田みち子君) はい。
 ここでどんなことがあるんだというのが詳しく書いてあります。それから、最終的にはこの事業に対する流れ、施策がわかるように終わっています。うまく出ませんので、画面の切りかえをお願いします。(資料の提示終了)
 こういったものを出された結果、一人暮らしで生活に困っていないんだけれども、相談に乗ってほしいというお電話がたくさんかかってきたので、次の新しい事業につながったということなんです。ぜひ芦屋市で取り組んでいただきたいと思いますので、要望して終わらせていただきます。ありがとうございました。

○副議長(福井美奈子君) 以上で山田議員の一般質問を終了いたします。