平成30年 9月 定例会(09月13日) 質問2 働き方改革について

 働き方改革のひとつとして、時差出勤制度が,多くの自治体で施行を経て実施されています。この8月に時差出勤を6月から試行している某自治体,人口規模が芦屋市と近い自治体に,当自治体の時差出勤制度について,会派視察させていただき色々教えていただきました。

 対象職員は、正職員で,そのうちのシフト勤務や,すでに育児や介護などで短時間労働をしている職員,学校勤務の職員を除き,時差出勤を希望する職員でした。時差勤務パターンは,30分刻みで,1時間早い時間から1時間遅い時間までの4種類で,休憩はお昼の定時。希望申し出は1週間ごとの1日単位ですが,特定の曜日の利用などの断続的な利用もできるという制度でした。

 この自治体は,働き方改革に関連する取り組みとして,人事評価でイクボス指標に基づく目標管理をされおり、職員の育児や介護の支援のために面談用シートを運用され、イクボス推進に関する指針と、業務効率化のための庁内ルールの策定,イクボス表彰と、ワークバランス表彰を実施されていました。また,朝の1時間を使って内部間の情報共有するための集中タイムの試行を実施し,資料の事前配布により,会議は1時間という意識改革をするなどの準備を経て,時差出勤制度の試行に至ったということでした。ノー残業デーによる定時退庁促進もされていましたが、時間外勤務の必要性が確認でき、内容を把握できる所属長による時間外勤務命令書の徹底が進まず,残業の実態をつかみ切れていないことに悩んでおられました。

 さて、芦屋市の働き方改革については、行革推進のなかでの時間外勤務の削減に取り組まれ、ノー残業デーが水曜日だけでなく金曜日も加えておられます。このことから,週一回での削減目標値には到達していると推測させていただいていますし、時間外勤務命令カードについても、進んで来ているのではないかと推測しているところです。
 平成29年度から平成33年度の芦屋市行政改革の目指すべき未来の4番目に,職員が生き生きと働くー働いてみたい市役所づくりが,掲げられています。
又、平成30年度から平成33年度の芦屋市人材育成実施計画を見ますと,求める職員像として「芦屋のため,市民のために自ら考え行動する職員」が掲げられ,様々な働き方改革の相乗効果により,業務改革と共に未来の芦屋市のための芦屋市が目指されているようです。
 そこで,
①  芦屋市における時間外勤務について ですが、
 ノー残業デーなどの時間外勤務対策の実態と,これまでの取組みの成果,加えて現在の課題についてお伺い致します。

芦屋市のホームページで「芦屋市/働き方改革の取り組みについて」を見ますと、

夏の生活スタイル変革(ゆう活)の試行
「ゆう活」とは、働き方を変え、仕事を早く終えることにより生まれる夕方の時間で、ライフスタイルや生活を豊かにしていくものであり、職員が1日の長さを変えることなく、始業の時刻を繰り上げる制度です。
という説明がありまして,試行期間は,平成30年8月20日(月曜日)から9月28日(金曜日)まで。試行対象職場として総務部人事課,市民生活部地域経済振興課、都市建設部防災安全課、教育委員会管理課、岩園小学校、上下水道部。モデル勤務時間
午前7時30分から午後4時まで
午前8時から午後4時まで
午前8時30分から午後5時まで
休憩時間はいずれも12時から12時45分まで
と出てきます。
次に、4夏の生活スタイル変革(ゆう活)の試行について(PDF:47KB)(別ウィンドウが開きます)ということで、内容はほぼ一緒の人事課が議員にも出している各位宛の文書が開きます。更に、
関連リンク として,

という項目が並び、それぞれリンク先に飛ぶようになっています。
国の政策について知識を満たすという意味では親切と言えば親切ですが,私にとりましては,「だから何なの?」という思いにつながってしまいます。市民は,それが市民サービスにどうつながるの?という疑問を呼び起こすのではないでしょうか?
そこで、
 8月20日から9月28日迄の夏の生活スタイル変革の試行に取り組むまでの流れ等について お伺いいたします。又、一定の見通し見解があっての試行だと思いますので,試行終了後の実施状況を把握し分析する仕組みについて,及びその後の予定について,現在のお考えをお伺いいたします。 

通告書では3番目に③タイムレコーダー導入について。としていましたが、順番を変えさせていただいて,4番目の質問に進ませていただきます。
芦屋市は、これまで④行財政改革を積み上げてきておられますが,今後,ますます自治体としての業務の生産性と,職員の生活の豊かさが求められています。職員の生活の充実と市民のためという意味での芦屋市のために業務の生産性を上げる必要があり、そのための計画や指針,目標を常に見直しながら,目指していくということになろうかと思います。市民協働も,民活も手段とされた未来に向かう仕事をするための「働き方改革」を進めていって戴きたいと願っていますが,芦屋市が目指す働き方改革について,芦屋市の考え方についてお伺いいたします。芦屋市の働き方改革と市民の関係についても触れていただき,市民へのメッセージとしても伝わるように,お願いいたします。

 タイムレコーダーの導入について ですが,芦屋市では、時間外勤務の実態把握には、時間外勤務命令書で出来ても,時間外勤務が終わっても市役所内に残るということもあるのではないでしょうか?

それに、手書きでの記録を残す手間もあります。かなり前には自治体にタイムレコーダーを導入することは出来ないと聞いていましたが,関東の方で模索が始まっているようですが、インターネット情報が消えたりしていますので問題があるのかと考えています。検討するまでもない事なのか、視野に入っていることなのかお考えをお伺いいたします。

◆市長答弁 

 本市の時間外勤務対策は,ワーク安堵バランスチェクシートを活用した所属長によるチェク等に取り組んでおります。
これらの取り組みは,定時退庁日の定着等,職員の意識啓発には一定の成果は在りましたが、その効果には所属による偏りが有ることから,組織改正等,職員配置の適正化が課題と考えております。
 夏の生活スタイル変革,いわゆる「ゆう活}は,多様な働き方に取り組むための一つ目の試みとしてプロジェクト・チームでの検討を経て,試行することとなり,総務省からも推奨されております。
 実施後は,報告書や職員アンケート等により効果や意識の変化について分析を行ない,来年度の全庁実施を目指してまいります。
 本市の目指すべき働き方改革葉、ワーク・アンド・バランスの実現など二より,職員が生き生きと働き,公務能率と市民サービスの質の向上につなげていくことと考えております。
 タイムレコーダーの導入は考えておりませんが,平成31年4月の人事・給与システム更新において,出退勤時間の把握が可能な仕組みを構築する予定です。