平成28年 8月 建設公営企業常任委員会  -8月3日-

〔午前10時45分 開会〕

○(山田委員長) おはようございます。
 ただいまから建設公営企業常任委員会を開催いたします。
 本日の審査は、お手元にお配りいたしております委員会資料のとおり進めたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。
     〔「異議なし」の声おこる〕 

○(山田委員長) それでは、そのようにいたします。
 それでは早速、調査に入ります。
 閉会中の継続調査事件となっておりますJR芦屋駅南地区についてを議題といたします。
 本件については、当局から報告したいとの要請がありましたので、説明を受けるものです。
 それでは、当局の説明を求めます。 

◎(山城都市計画・開発事業担当部長) 本日はお忙しい中、所管事務調査をお開きいただきまして、ありがとうございます。
 JR芦屋駅南地区のまちづくりにつきましては、昨年12月の当調査におきまして、事業の進捗状況などについて御報告をさせていただきました。
 その後も継続して地元の方々との計画検討を進め、またJR西日本とも協議を行ってきたところでございます。
 そこで、これまでの検討や協議の状況の報告、そして今後、まちづくり基本計画(案)に係る市民意見募集の実施を予定しておりますので、配布をさせていただきました資料に基づきまして、説明をさせていただきます。
 詳細につきましては、鹿嶋都市整備課長から説明をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 

◎(鹿嶋都市整備課長) それでは、説明に入らせていただきます。
 まず、資料1ページをごらんください。
 初めに、これまでの経過と平成27年度及び平成28年度の実施状況でございます。既に報告させていただいた内容も含めて、改めて記載をさせていただいております。
 平成23年度から平成26年度までの間につきましては、左の欄の実施項目のとおり、交通量及び土地利用調査の実施、整備基本方針(案)の検討や策定、整備基本計画(案)の策定を行っております。
 平成25年度につきましては、地元のJR芦屋駅南地区まちづくり研究会や地元住民の方々と市と合同で勉強会を開催しております。
 平成26年7月から、地元住民組織の「JR芦屋駅南地区まちづくり研究会」から「JR芦屋駅南地区まちづくり協議会」に組織を改編、同年8月から計画を具体的に検討するため、「計画検討会」を開催しており、平成26年度は計14回、延べ210名の方に御参加をいただいております。
 続いて、資料2ページをごらんください。
 平成27年度の実施状況でございます。整備事業計画を策定することといたしまして、4月から11月までの間に、計画検討会を12回開催し、延べ193名の方に御出席をいただいております。
 備考欄に記載しておりますように、ここまでを昨年12月の当調査において御報告をさせていただいております。
 その後、第27回から第29回まで3回の計画検討会を開催し、駅前広場・周辺道路・再開発ビルの配置検討などを行ってまいりました。
 次に、平成28年度の実施状況でございます。今年度は4月2日、16日に地権者のみでお集まりいただき、地権者部会という形で駅前広場や再開発ビルの配置検討を行っております。5月28日には協議会として、3回目の総会が開催をされております。
 次の資料3ページをごらんください。
 7月9日開催の第32回計画検討会では、この後、説明をいたします市民意見募集の実施について、説明をさせていただきました。その後、7月30日に直近の開催となります第33回計画検討会を開催し、駅前広場・施設計画の検討を行っております。
 なお、今年度4月から5月にかけましては、計画検討会などとは別に、地元の方々の御意向を伺うため、戸別訪問等も行っており、現在、地元の方々との合意形成に向けた取り組みを継続して行っているという状況でございます。
 次に、2のJR西日本との協議状況について、御報告をいたします。
 平成27年度、平成28年度の協議状況でございます。平成27年度は計8回行っておりまして、今年度につきましては現時点で2回の協議の場を持っております。
 協議の場では、地元との計画検討会による検討の進捗状況でありますとか、地元からJRに対する意見・要望などを伝えております。
 本市から特に、駅の改良、エスカレーター、エレベーターなどの設置、バリアフリーの整備、あと、駅西側の老朽化した保線区の建物への対応、あと駐輪場整備に向けた検討、こういったことをテーマとして繰り返し要望して、協議を継続して行っております。
 JRからは、具体的な考えや計画というのは、今のところ示されておりませんが、社内的な検討を行っているということで聞いております。
 今後は、市と地元との動きやスケジュールとのすり合わせを行いまして、協議をさらに進めていきたいと考えております。
 なお、駐輪場整備につきましても、鉄道事業者としての責務ということで、その責任を果たすよう継続して求めてまいりたいということで考えております。
 次に、3のまちづくり基本計画(案)に係る市民意見募集でございます。
 (1)目的でございますが、JR芦屋駅南地区について、本市の南の玄関口としてふさわしい、魅力あるまちづくりを進めていくため、まちづくり基本計画(案)を策定したので、市民の皆さんから広く意見を求めるものでございます。
 (2)市民意見募集に係る内容につきましては、後ほど御説明させていただくんですが、地元住民の方々で構成されたまちづくり協議会と計画検討会を継続して開催いたしまして、いろいろと御意見もございますが、市としてまとめてきたものとなっております。
 (3)市民意見募集を行う期間でございますが、平成28年8月25日から平成28年9月26日までとしております。閲覧場所は市ホームページをはじめ、ほか8カ所の施設で閲覧を実施することとしております。
 (5)内容に対する意見の提出方法ですが、都市整備課の窓口に持参していただいたり、郵送、ファクス、ホームページ上の意見募集専用フォーム、Eメールとしております。
 (6)公表方法につきましては、記載のとおりでございます。
 次に、市民意見募集に係る内容の前に、先に4番の今後のスケジュールの御説明をさせていただきます。
 8月以降、まちづくり協議会の計画検討会は今後も継続して開催をいたします。なお、次回は7月27日の予定としております。
 今回の市民意見募集の結果報告につきましては、10月下旬ごろの予定としております。なお、今後も継続して地元住民の方々との合意形成を図り、以降、都市計画審議会を開催してまいりたいということで考えております。
 それでは、市民意見募集の内容に係る説明に移ります。 

○(山田委員長) 鹿嶋課長、済みません。その前に、今の御説明の中で、次回の開催日を「7月27日」とおっしゃいませんでしたか 

◎(鹿嶋都市整備課長) 済みません。8月27日の間違いでございます。訂正いたします。 

○(山田委員長) はい。では、お願いします。

 ◎(鹿嶋都市整備課長) それでは、市民意見募集に係る内容の説明に移ります。
 紙資料として配布させていただいております別冊となっております「JR芦屋駅南地区まちづくり基本計画(案)に係る市民意見募集の実施について」と書いてある資料をごらんください。
 タブレットでごらんいただいている場合は、次のページになっておるかと思いますので、続けてごらんいただきますよう、お願いいたします。
 市民意見募集の実施内容につきましては、先ほど御説明をしたとおりでございますが、今回この3番にありますように、市民説明会の開催というものを予定しております。通常であれば市民意見募集を行う過程で、こうした説明会というのは余り開催はしておりませんが、この基本計画(案)の中で上位計画ということで兵庫県が定めております阪神間を対象とした都市再開発の方針の見直し、そこに触れておりまして、その見直し手続の一環として、市民意見募集とあわせて説明会を開催するというものでございます。
 それでは、基本計画(案)について、説明いたします。
 1枚めくっていただきましたものが表紙となっておりまして、その次のページにあります目次をごらんください。
 構成としまして第1章から第4章までとしておりまして、第1章では、基本計画の目的、事業対象の範囲、またこれまでの経緯を記載しております。
 第2章では、地区の位置と上位計画を紹介しております。
 第3章では、地区の現状として、人口をはじめ、都市計画としての条件、周辺道路や交通処理の状況等を記載しております。
 そして最後の第4章では、市民意見募集の核となる部分ということになります。内容としましては、地区の課題を整理をして整備を行っていく方向性や方針を示すといったものでございます。その後には、まちづくりのコンセプト、具体的なまちづくりの手法を記載しております。
 それでは、次のページをごらんください。
 これから申し上げますページにつきましては、基本計画(案)の各ページの下部中央に書いておりますページの数で御案内をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 まず、基本計画(案)1ページですけれども、(2)事業範囲をごらんください。
 赤色の点線で囲まれた範囲、約1ヘクタールを事業区域として検討をしております。区域の決定につきましては、地元の方々やJRの御協力というものが必要となりますが、今後も引き続き合意形成に向けて説明を行ってまいるということで考えております。
 次に、少し飛びますが基本計画(案)17ページをごらんいただけますでしょうか。
 図4-1まちの課題図というところをごらんいただけますでしょうか。このページでは地区の現状から課題というものを抽出しております。
 青色の四角囲みで書かせていただいている部分が交通環境に関する課題を示しており、例えば右上にあります、1)駅前で人身事故が発生するなど危険であると。その上、2)駅の南北の一体的なつながりが弱い。その左手に行きまして、3)駅前広場が手狭であるなど7項目を上げております。
 オレンジ色の部分ですが、土地利用に関する課題ということで、右側下寄りにあります、8)駅前広場東線沿道では既に高度利用がなされている。その下、10)で駅前での土地は十分な高度利用がなされていない。左側上寄りの9)JRとの連携が必要であるなど4項目を上げております。
 紫色の囲みの部分は、まちなみに関する課題ということで、左側下寄り、13)ですが、駅前線沿道の景観整備が課題である。その下の14)駅前線沿道で賑わい機能が不足しているなど3項目を挙げておりまして、全部で14項目をまちの課題ということで整理をしております。
 次に、これらの課題を解消するための整備方針をまとめております。基本計画(案)21ページをごらんください。
 左の四角囲みにあります、先ほどの課題を受けまして、①として交通環境の再整備・強化、②として落ち着きやゆとりのある駅前拠点の形成、③地域アイデンティティの創出といった三つの地区整備の大きな方針を掲げております。
 次に、基本計画(案)22ページをごらんください。
 本地区の整備方針図となります。
 青色の囲みで書かせていただいている部分が、交通環境の再整備・強化の項目となりまして、左上の①駅前広場の整備により交通結節機能と歩行者等の安全性を向上させます。右下の④では、駅前線の拡幅整備により歩行者等の安全性を確保しますなど5項目を上げております。
 オレンジ色の囲みですが、落ち着きやゆとりある駅前拠点の形成というところで、右側下寄りにあります、⑥駅前拠点としてふさわしい機能の立地誘導を目指します。⑦駅前拠点としての機能立地に伴い生じる交通を安全・円滑に処理しますの2項目、そして紫色の地域アイデンティティの創出に関しましては、左側下の⑨まちなみと緑の景観の連続性を確保しますなど3項目といった内容で方針をまとめております。
 なお、現時点での具体的な駅前整備のイメージといたしまして、この図の青の点々で書かせていただいておりますように、現在あります東西の道路、ここにあります円滑な交通の流れというものを確保しながら、その道路を挟む形で電車とバスなど交通機関の乗り継ぎが安全かつ円滑に行えるように、薄い青色の楕円形、玉子のような形で示しております場所に、公共交通用のロータリー、また一般送迎用のロータリーを分けて配置をするということにしております。
 また、その下のオレンジ色で示している部分に、再開発ビルを配置をいたしまして、緑色で示している国道2号から駅へと向かう南北道路の駅前線を拡幅し、歩道や並木のある道路に整備を行い、国道以南の道路と連続性を持たせることとして計画検討を進めているといったところでございます。
 そして、地区整備の方針に基づきまして、まちづくりを推進していくため、コンセプトというものもまとめております。
 基本計画(案)26ページをごらんください。
 このまちづくりにおきまして持つべき機能を記載しております。まず、「まちの玄関・交流・案内から発信機能」を持つ。「交流(出会い)の拠点(基地)機能」を持つ。「長く住み続けられる住宅機能」を持つ。「生活利便の商業・店舗機能」を持つ。「安全安心・利便性を追求した交通結節機能」を持つの五つの機能を実現すべきと考え、これら五つの機能により、「芦屋」を発信する多世代交流のまちづくりを目指していくということにしております。
 次の基本計画(案)27ページをごらんください。
 ここでは具体的に進めるまちづくりの手法について述べております。地区内の方々の御意向としまして、この地区で住み続けたい、また御商売を継続していきたいといった御意見が多く、事業手法としましては、上段から4行目、括弧書きのとおり「市街地再開発事業」が最適であると考えております。
 また、このまちづくりは交通広場や駅前線などの公共施設の整備が重要な課題となっておりますので、市が施行者として事業を実施する第二種市街地再開発事業によって事業を推進していくといった考えとしております。
 主な内容のみの説明となりますが、これらの内容について、市民意見募集を実施いたします。
 なお、これらにつきましては、先週7月29日に開催をいたしました都市計画審議会においても報告・説明をしております。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 

○(山田委員長) ありがとうございました。
 では、ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。 

◆(いとう委員) 済みません。ちょっと説明を私がうまく理解できてないので、根本的なことから質問させていただきたいと思うんですけれども、これまで行っていただいた地権者の方や地域の方との話し合いというのも十分理解したんですけれども、今回パブリックコメントを行うのは、結局その具体的な手法について、この第二種再開発事業でやりますよということについて、パブリックコメントを行うというような理解でよろしいんでしょうか。 

◎(鹿嶋都市整備課長) 今回のパブリックコメントの目的でございますが、事業手法ということではなく、このまちづくり----どういったまちを目指すのかといったところを、広く市民の方にお示しをして、御意見を賜りたいということでございます。
 本市の市民参画の一環といたしまして、こういった公共施設の整備に係る大きな方針を定めるときには、そういうパブリックコメント等を実施することとなってございますので、そういった手続の一環ということでございます。 

◆(いとう委員) わかりました。
 そういたしましたら、そこの基本計画(案)26ページのまちの発信機能だとか、そういうものをしますよということを広く市民の方に問いたいというような理解をさせていただこうと思うんですけれども、この図は面積の大きさによって----表現の仕方が難しいんだと思うんですけれども、面積の大きさによって入れている力の度合いというか割合が違うよというような理解をしたらよろしいんでしょうか。 

◎(鹿嶋都市整備課長) この真ん中の図でございますけれども、JR芦屋駅南地区におきましては、駅前の商業地という都市計画上の位置づけがあるんですけれども、実際には、一本裏に入ると多くの戸建て住宅にお住まいの方がいらっしゃいます。本地区の特徴としまして、まず住宅というものがベースにある。そしてそれに付随するような形で生活利便の商業店舗、今現在あるそういった商業を継続して行っていただきながら、市民交流、子育て、そういった機能も付加をしていって、まちの発信機能、そういったものを持たせていくということで考えたものが、このイメージ図としてお示ししているものでございます。 

◆(いとう委員) わかりました。
 ちょっとそういたしますと、きっとこの基本計画(案)26ページというのが、割と一番、表現されている資料になるんだろうなというような気がするんですけれども、余り今までJR芦屋駅南地区の開発に携わってこなかった方がこの資料を見たときに、まずベースになるのが住宅機能ですよというようなことなんかが、ちょっと理解しづらいのかなというような気がしておるんですけれども、このあたりはしっかりと市民の方が理解できるような資料になっているという思いでよろしいんでしょうか。 

◎(鹿嶋都市整備課長) このまちづくりのコンセプトにもきちっと挙げさせていただいておりますように、長く住み続けられる住宅機能をこの地区でも継続して持たせていくということを表現しておりますので、御理解いただけるのではないかということで考えております。 

◆(いとう委員) わかりました。
 どうしても事業自体が大きいものですので、簡単に説明するというのがなかなか難しいんだろうなというのは理解をするんですけれども、読み手としては、余り膨大な資料だと読み込めなかったりだとか、ぼやけてしまうのかなというような気がしておりますので、そこら辺はこれからも努力はしていただきたいなと思います。
 それで、説明いただきました中で、14個の課題がありますという説明があって、それから10個のアンサーというか、そういうものが示されていたと思うんですけれども、数が減ってるんですけれども、これは10個の中にその14個のものがしっかりと組み込まれているというような理解でよろしいんでしょうか。 

◎(鹿嶋都市整備課長) そのとおりでございます。

◆(いとう委員) はい、わかりました。
 ちょっと質問を変えようと思うんですけれども、これまでの経緯のところで、一番初めに勉強会だとかいろいろやられていますけれども、戸別訪問もしておりますというような御説明があったと思うんですけれども、これはどういう方を対象に戸別訪問をなさったのか、どれぐらいの頻度で行かれたのか、そもそもなぜ戸別訪問をするような経緯になったのかというのを教えていただけますでしょうか。 

◎(鹿嶋都市整備課長) 戸別訪問に関しましては、直近でいいますと、ことしの4月から5月にかけてということで実施をしております。
 対象とさせていただいておりますのは、今、基本計画(案)1ページで事業範囲を示させていただいておる中で、土地建物の権利をお持ちの方、地権者と言われる方になりますけれども、そういった方を対象に、現在、市が考えております計画の説明でありますとか、疑問であるとか御質問についてお聞きをする場ということで、個別にアポをとらせていただいて訪問させていただいたり、遠方の方については資料をお送りして、電話等でやりとりをさせていただいたりということをしております。 

◆(いとう委員) わかりました。
 市民と市長の集会所トークに出席しましたときに、茶屋之町で行われたときに、割とJR芦屋駅南地区の再開発に関しては、異論の声も大きいんだよというような発言があったかと思うんですけれども、そういうことにも対応するために、丁寧にしていただいているんだと思うんですが、その後、地域の方の思いというか考え方に、どのような変化がございましたでしょうか。御理解をいただいているようになってるんでしょうか。

 

◎(鹿嶋都市整備課長) 以前、意向調査ということで実施しましたところ、基本的にまちの今の現状について課題があるという認識の方は非常に多くおられます。そして、このまちを改善する必要があるなと認識を持っておられる方も非常に多くいらっしゃいます。
 ただ、個々の御事情におかれまして、特に高齢であったりとかすると、事業を実施すると引っ越しが伴ってくる。それの荷づくりが必要であるといったところの対応が非常に難しいであるとか、そういった個々の御事情によって、わかるけれども賛成だと言いにくいなというような御意見をいただいているということでございます。 

◆(いとう委員) 今のお答えだと、反対の声も以前はあったけれども、理解をしていただいている方向に動いてますというような理解でよろしいんでしょうか。 

◎(山城都市計画・開発事業担当部長) 意向調査は先日もやっているわけですが、過去においては2回3回、いろんなアンケート用紙をお持ちして、御意向を確認したりとかもしています。
 やはり計画検討会等を進めていく上で、徐々に事業内容をわかっていただけるとか、理解が深まっていくとかいうこともあったりしましたし、あとそれぞれの御事情、徐々に日がたっていくもんですから、いろいろとそれぞれお住まいされている方、御商売されている方の環境も変わっていっていると思うので、その都度、皆さんのお声を確認はしていってます。
 おっしゃるように、徐々には御理解はしていっていただいているんですけど、まだ説明が足らないというお声も聞いておりますので、皆さんの御理解・御協力をいただけるように、この計画検討会とか戸別訪問とかで継続した取り組みをやっていこうというような感じでございます。 

◆(いとう委員) わかりました。
 やはり財産にもかかわってくることですし、先ほど御説明がありましたように、年齢の関係なんかもあると思いますので、丁寧にしていただきたいと思います。
 パブリックコメントを行うに当たって、今回初めて説明会というのもなされるということで、すごくこれは評価をさせていただきたいなと思っております。より多くの方の目に触れていただけたらなというような思いがあるんですけれども、これはずっと再開発をしましょうというときから言われていたことだと思うんですけども、土地を持っておられる、その場に住んでおられる方のお気持ち、お考えと、一方で、JR芦屋駅の南側の玄関としてのポジションで、場合によっては考え方が相入れないこともあるんじゃないかというようなお声が上がってたんだと思うんです。
 今回パブリックコメントをするということで、そういう声が表面化してくるようなこともあるんだろうなというふうに思うんですけれども、もしそうなった場合、芦屋市としてはどういうような対応をなされていくおつもりでございますでしょうか。 

◎(鹿嶋都市整備課長) 確かにおっしゃっているように、地域の方と広く市民の方ということでは視点が違うというところがございますので、そういった御意見というのはあろうかと思います。
 ただ、我々はこのまちづくりの基本計画として、このまちづくりをどういう形で目指していきましょうというところについては、広く市民からの御意見を伺いたい。一方で当然、地元の方のお気持ちというのは非常に大切にして事業を進めていく必要があると思いますので、そういったところのすり合わせにつきましては、個別にきちっと御説明もさせていただきながら進めていくということで考えております。 

◆(いとう委員) 実際どういうようなコメントをいただくのかがわかりませんので、その結果次第だろうなということがあると思いますけれども、その場に住んでおられる方のお気持ちというのは、十分に理解をしながら進めていっていただきたいと思います。
 最後の質問をさせていただくんですけども、JRさんとの話し合いなんですけれども、今の時点では何も返答をいただいてなくて、ただ社内では検討するというような回答があったというような報告がありましたけれども、手応えとしてはどんな感じなんでしょうか。

◎(鹿嶋都市整備課長) JRとの協議につきましては、当然我々が再開発をしていく上で、この地区を整備していく上で必要な区域についても、きちっと図面もお出しをして協議を進めております。また、先ほど申し上げたテーマについて、再三、申し入れも行っているというところでございます。
 ただ、具体的な計画として、まだ目に見える形ではお示しをいただけてないという状況ですけれども、社内では検討を進めているところであるということで聞いております。
 以上でございます。 

◆(いとう委員) わかりました。
 駅につながるエスカレーターなりエレベーターなり、本当に日常で毎日使うものですし、それこそ多くの方が使われる施設になると思いますので、ここの部分は必ずいい御返答がいただけるように努力をしていただきたいと思います。
 以上で終わります。 

○(山田委員長) ほかに質疑はございませんか。 

◆(平野委員) 私、都市計画審議会である程度、意見を言っているので、ほかの方が先に言われたほうがいいかなと思って自粛しているんですが、なければさせていただきます。 

◆(徳田委員) 今回、第二種再開発事業ということで、市の関与が一番大きくなるような事業手法になってるんですけども、当初、駅前広場の整備的なそういったところから、最終的にどんどんどんどんこのような一番大型の事業手法にまで拡大しているんですけど、そこら辺の経緯はどういうふうなことなんでしょうか。 

◎(山城都市計画・開発事業担当部長) 市街地再開発事業を今、考えているわけですが、こういった市街地を開発する、いわゆるまちづくり事業をしようと思いますと、ほかに街路事業、それから土地区画整理事業、こういったものが事業手法として考えられます。
 ただ、ここで一番重要なのが、そこでお住まいをされている方、そこで御商売をされている方が、今後も継続していくということに重点を置きますと、どうしても市街地再開発事業しか選択できないということがあります。
 土地区画整理事業ということもあるんでしょうけど、それは相当な減歩というものが伴いますので、もとの個々の敷地が確保できないとか、いろんな問題があるかと思います。
 そういった中で今、この市街地再開発事業を選択して、しかも、第一種、第二種という二つの種別があるんですが、委員がおっしゃるように、このまちづくりの中では、公共施設としての駅前広場、また道路等の整備がありますので、これは第二種事業というような選択をしているところでございます。
 以上です。 

◆(徳田委員) 今回、事業区域も見直しということで拡大していますが、これはJRのほうの土地も大分、今回は入ってきてるんですかね、基本計画(案)27ページのこの北側の赤い波線の部分を見ますと。ちょっと確認します。 

◎(鹿嶋都市整備課長) 基本計画(案)27ページの赤い点線で書かせていただいています区域を、今回、我々が駅前で整備する上で必要な区域だということで、JRのほうにもこういった形で示しております。
 以上でございます。

 

◆(徳田委員) 今回、市のほうは一旦、施工者として全ての土地を買い取るというふうな形になってきますので、その場合はやはりそれなりの事業費になるわけです----後ほど事業費のことについてもお伺いしますけれども、相当、市はそういった意見を言える事業手法だと思うんですよ。そうでなければこの第二種市街地再開発事業をやる意味がないのであって、JRや地権者に対しては丁寧な形で、かつJR芦屋駅を、先ほどいとう委員もおっしゃってましたけども、通勤通学に利用する市民のそういった利便性も、よりその部分は拡大して捉えて、市民の方が使いやすいような再開発をしなければだめだと思うんですけど、そこら辺について、市のそういった何となくこの事業手法で行くということなのか、市が強力なリーダーシップをとって、それなりのことをやっていく気構えがあるのか。これがなければ僕はせっかくこの第二種市街地再開発事業手法でやる意味がないと思うので、何でも及び腰的なものではだめだと思います。そこら辺の気構えについて、ちょっとお伺いしたいと思います。 

◎(山城都市計画・開発事業担当部長) 強力なリーダーシップという御指摘というか御意見なんですが、やはり第二種事業というのは、いわゆる用地買収方式というような概念がございますので、当然、市として必要な箇所、これについては用地等も含めて一定の整理をするということになってきます。
 JRに対しても、この赤のラインを出しているわけですが、JRとしても軌道の管理、それから駅舎の管理ということがありますので、必要なラインというものもJR内部で今、検討されてますので、この赤のラインがきっちり確定したということにはなっておりませんが、一定のルールに基づいて用地の処理等を今後進めていくということになりますので、その中でも、市として駅前広場を整備するという意識、これはきっちりこれまでにも相手に伝えてきていますし、今後も事業の内容、それもきっちりJRに伝えて、この事業の推進ということを考えていきたいというように思っています。 

◆(徳田委員) あと、このJRの施設とか当該事業区域内の建物に関しては、国土交通省の近畿地区用対連運用申し合わせとかいう基準をもとにして買い取るわけですね、まずそれを先に確認します。 

◎(山城都市計画・開発事業担当部長) 用地対策連絡協議会というところが発刊している、いろんな基準書がありますので、そういったルールにのっとって、我々も補償等の費用を算定していくということになるかと思います。

 

◆(徳田委員) その基準というのは、広く一般の市民の方は知りませんけれども、通常の不動産価格よりも大幅に高く買い取る金額ですわね。それをちょっと確認します。

 

◎(山城都市計画・開発事業担当部長) いわゆる補償の考え方ですが、公共補償、それから一般補償とかいろんな区分があるんですが、そのルールの中でやってますので、一般的な民間の会社の方々が補償する際の金額というものとの比較というのは、この際、やるかどうかというのは決めていません。一定いろんなルールがありますので、その基準に基づいてやるということしか念頭に置いてません。

 

◆(徳田委員) それについて、やはりある程度一般市民の方にも、事業費を含めて知っていただくというのは大事だと思うんですよ。その基準から逸脱した形でしろなんてことは言いません。言いませんけども、例えば普通の建物であれば築20年たてば基本的に一般の流通市場では、価格というのは非常に厳しいものになっていきますけれども、たとえ築40年とか50年とかそういったものでも、ごっつい金額がつきますやんか、はっきり言って。それを市民の方は知りませんよ。「え、そんな高い金額で買うの」というような事業手法でやるわけです。
 ですから、パブコメでこれだけ見ても、ええじゃないか、ええじゃないかってね、皆さん手放しで駅前がよくなるんだからというようなことになりますから、それはそれでいいんですけれども、やはりその背景には、それだけ国税、また市民の税金が使われるということを、広く全ての方が、地権者、市、またここを利用する方が認識した上で、どう折り合いをつけていくか、円満にやっていくかということですね。そこら辺は広くそういった方々にも御理解していただくような形で、事業を進めていっていただきたいと思います。
 それで、事業費は概算でどれぐらいを考えているんですか。

 

◎(山城都市計画・開発事業担当部長) 現段階で、この今、考えている内容での事業費は算定しておりませんが、既に長期財政収支見込みでお示ししている約100億円というのは、一定この前、この収支見込みをつくる際に、ケーススタディーとして考えた事業費を算定しています。ですから、今のこの段階での事業費というのは、改めて算定はしておりませんので、今後、内容を詰めてきっちり算定をして、皆さんに御報告等もする時期がやってくるかというように思います。

 

◆(徳田委員) 本来であれば、パブコメする際に、事業費が幾らぐらいかかるのかわからなかったら、皆さんもその事業の是非というのも、なかなか判断しにくいと思うんですよ、地権者以外の方は。ですから、そういったことも僕はちょっと要望しておきたいですね、本当は事業費をきちっと概算でもいいですから、こういった事業ですよと。やっぱり市民の関心の度合いが違うと思いませんか、きっちり事業費を出して、そういった事業をやると。
 東館に関しても、僕は市民の方から言われましたよ。市は黙ってそんなもん、いつつくるんやと言うてね。いやいや、そうじゃないです。きちっと市のほうも公表してやってましてと切り返しましたけれども、やはり市民の方はそういったお金のかかることについては、やはり事業費とか皆、本当に気にかかって非常に注視しますので、本来であれば事業費も添えて、やはりパブコメするべきだと思います。
 それで、このパブコメ自体の周知を今月からするんですけど、既に広報とかでは事前にやってるんですかね、パブコメが始まりますよということについて。

 

◎(鹿嶋都市整備課長) 広く市民向けの広報といたしましては、8月15日号の「広報あしや」で周知をするという予定にしております。
 パブコメを実施しますということで地元の方々への御説明につきましては、先ほどの説明の中でも申し上げましたとおり、事前に案をお見せして、この期間でパブコメを実施しますという御説明をさせていただいております。

 

(徳田委員) 理念条例ぐらいやったら、ちょっと前ぐらいに市民の方にお知らせして、パブコメをしたらいいと思いますけど、これはやっぱり100億円以上、恐らくかかるんではないかなというような事業になっていきますので、これは大規模事業ですから、本来パブコメするに当たっても、いつからしますよということを重々、本来であれば、こんな短期じゃなしに、二、三カ月前から周知しながらやらんかったらあかんのじゃないかと、気がついたら終わってたじゃ、やはりどうかと思いますので、そういったことはちょっと今から言っても間に合わないでしょうけども、ちょっと苦言として申し上げておきたいと思います。

 

○(山田委員長) では、そのほか質疑はございませんか。

 

◆(平野委員) 都市計画審議会で委員として発言もさせていただいているので、余り同じことについて、時間をとってお話をするというのもいかがかなと思いますから、簡単にしときたいと思うんですけど、本当にここまで来るだけでも大変な御苦労があっただろうというように、私もそれはよくわかります。
 地元でも合意形成で、意見集約等で協議会の皆さんをはじめ----協議会の中でもいろんな意見があると思いますけども、協議会の皆さんや、あるいは地元の方々の御苦労も大変なものであろうということはお察しをいたします。特に本当に御苦労さまなことだというふうに思ってるんですけれども、ただ、自分たちの地元で市の----この基本計画(案)29ページでも、地元住民が納得できる事業計画というのを大きな課題として掲げておられるわけで、そこのところはまだ課題が残ってるかなというふうに思うんですけど、一つはこの地元住民の納得できる事業計画の検討というのは、事業計画だからまだ先のことになるのかもしれませんけれども、現時点のこの基本計画(案)についても当然ながら納得できる、あるいは100%というのは理想ですけれども、100%はなかなかいかないとしても、それは99.99%とか最大限の合意形成を図っていくということが大事だろうと思うんですけども、この点で市としてのスタンスというんですか、基本姿勢について、改めて確認をしておきたいと思いますけど、いかがでしょうか。

 

◎(鹿嶋都市整備課長) 地元の皆さんとの合意形成のところで、特に今回の基本計画(案)につきましては、これまでまちづくりの研究会、そしてまちづくり協議会と組織を改編して、地元の皆様と市との協働でずっと検討を進めてまいりました。
 そういった中で議論をされた内容を、市としてまとめたものという形で今回つくり上げておりますので、地元の皆さんの御意向と合わせた形でまとめ上げているんではないかなということで理解をしております。

 

◆(平野委員) 御苦労はよくわかるんですよ。だからそう思いたいという気持ちもわかるんだけれども、いかんせん実際には、やっぱり異論もあるわけでしょうから、そういう中で現時点で集約するとこうなのかもしれないけれども、集約というのは、異論とかいうのをちょっと横に置いてというような形になりかねないので、そうではないと思うんです、実際問題。だから本当に御苦労やと思いますけれども、先ほど課長からも言われたように、お立場によって、いろんな課題を抱えておられるわけだから、そういうところもしっかり丁寧な対応は、現時点でも要ると思います。そういう話し合いの方向でいくんやからいいということではないと思うので、そこはちょっとくどいようですけれども、やっぱり合意形成という問題意識というんですか、それはやっぱりずっと持ち続けていただきたいなというように思うんですね。
 それと、先ほどのいとう委員の質問に課長が答えられていた事業手法ではなくて、どういうまちづくりをするのかというようなことが、パブコメの目的だという御説明があったと思うんですけど、確かに駅前をどんなまちにしていくのかというのはあると思いますけど、その中の一つとして事業手法があるというのは確かだと思うので、そういうことからいくと----これも確か都市計画審議会でも言いましたけれども、先ほど徳田委員からもありましたけど、市街地再開発事業という手法を使うというのは、それはかなり重みがあるわけだから、そのことについて十分市民の方に説明をし、パブコメで意見を聞く以上、やっぱり丁寧な説明が要るんだろうと思うんですけれども、これは都市計画審議会で私以外の他の委員さんからもあったように、ちょっとそこのところが雑なんじゃないのかというふうに指摘を申し上げて、この資料配布は都市計画審議会の前にあったから、手直しのいとまもなかったんだろうと思いますけれども、都市計画審議会でも言いましたように、現状分析とかそこにどういう課題を抱えているかというのは、すごい丁寧だと私は思います、この範囲内ではですよ。まだまだもちろん丁寧にする余地はあるんだろうけれども、全体の中でそこのところはすごい丁寧なんだけど、基本計画(案)27ページと28ページの事業手法のところが随分と粗いという気がします。
 これは都市計画審議会でも申し上げましたが、実際パブコメにかけるに当たって、もう少し、この中に入れられなければ、附属資料でも入れるなりして、市街地再開発事業が最適だと言っていますが、じゃあどういう事業手法があって、それぞれどういうメリットやデメリットがあるのかと。そういう中で、なぜ市が市街地再開発事業を選ぶのかという----これは市の立場で言っているわけで、私は市街地再開発事業が最適だと言い切れるのかなと、なお問題意識は持っていますけれども、行政がそう言うんだったら、行政判断がどうやってできたのかというところが、もう少しちゃんと市民に伝わる工夫が要るんじゃないかなというように思います。
 先ほど言われたように、街路事業があり区画整理事業があって、それぞれについて現地にそぐわないような課題を抱えているという認識だと思うので、そういうところもちゃんと伝えなければ、ちょっとこれはそのことに対する賛否は別にして、やっぱり行政側が市民に意見を問うという、いろんな事案で問うと思うんだけども、そのときのやっぱり丁寧さという点で、私はちょっとここが粗っぽ過ぎるので、もうちょっと丁寧にしていただきたいと思ってるんですが、これは都市計画審議会でも言いましたけども、最大限努力してください。それはどうですか。 

◎(鹿嶋都市整備課長) 都市計画審議会におきましても同様の御意見をいただいております。少しここはわかりにくい、説明として不足している部分ではないかということで御指摘をいただいておりますので、パブリックコメントの実施までに、きちっと見直しといいますか点検を行っていきたいということで考えております。

 

◆(平野委員) それと、基本計画(案)22ページの図4-3で、先ほどの御説明の中で、この楕円が2カ所ありますね、駅前広場線の上と下で。このことについてロータリーだという御説明をされたと思うんですけども、これは従前、この委員会で聞いた案と違ってると思うんですよね。前にこういう----これは去年の委員会ですけど、A案・B案があって、それでB案を今、市としては考えているんだと御説明いただきましたが、それと違うわけでしょう。
 これは都市計画審議会でも言ったんだけれども、前に----課長が変わったからあれかもしれないけど、そうでしょう。担当課長が変わってるけど、前の課長が部長になってるんだから、前に説明したことは一旦引っ込めて別の案で今、進めているんだとか、もうちょっとその丁寧さも要ると思うんですよ。せっかく説明いただいてるんだから。
 だから、それを都市計画審議会で申し上げて、都市計画審議会の後いとまがないから、十分整理をする間もなくここに臨んでおられるのかもしれないけれども、建設公営企業常任委員会のメンバーは同じメンバー、そうじゃない変わってるか。メンバーは変わってるんだけれども、委員会としての継続性はあるわけだから、これは会議録に残っているわけですよ、B案で考えていますという記録が。ところが全く違うでしょう。
 今は1案・2案という考え方があるわけですね。それをここに載せるという段階ではないだろうと思うんですね、まだ詰めていると。市としては2案でいきたいという意向を持ってるけれども。
 だから、この中に入れろという意味ではありませんけれども、しかし現状、住民の方と市がどういうイメージを持ってるのか、市としてはどんな意向で進めているのかということも、この委員会にはちゃんと報告をしていただく必要はあるんじゃないのかと、これも都市計画審議会と一緒ですけどね。そこのところを都市計画審議会と議会とで議論のほうが違いますから、中身は一緒だけれども、絡めてその点は確認しときたいと思うんですけれども、いかがですか。

 

 ◎(鹿嶋都市整備課長) 今、平野委員がおっしゃいました前回12月の所管事務調査で御説明させていただいたときには、A案・B案というものを地元のほうにお示しをして、地元のお声も聞きながら、B案をメーンとして考えていきたいということで確かに申し上げております。
 今の状況でございますが、B案につきましては街区の南側の道路を拡幅するんですけれども、一方通行化が必要になるということで、現在の交通の流れを大きく変えてしまうことがあるということで、公安委員会等とも協議をする中で、やはり広くこの道路、この近辺の方の御意見を伺って実施をする必要があるということで、具体的に言いますと、業平町の2街区から5街区、そして6街区、あと上宮川町の1街区、2街区などにお住まいの方を全て訪問させていただきまして、計画の御説明をさせていただいております。
 そういった中で、やはり一方通行化について反対の御意見ということが多くございましたので、B案につきましては現在の交通の流れを大きく変えてしまうということで、近隣住民の方、やはり反対意見が多いということで、市としては実施が難しいなということで判断をいたしました。
 次に、1案・2案という、今お話がありましたけれども、その残っておるA案のほう、東西道路の流れを生かしながらというプランではあったんですけれども、そのA案をベースに1案・2案ということで、さらに地元のほうに図面をお示しをして、検討を進めてきております。
 1案・2案の比較については、5月28日の総会で、市として比較検討した結果、2案というものをベースに進めていきたいということで地元のほうにお示しをしております。
 2案と申し上げますのが、基本計画(案)22ページの地区整備の方針ということで図面を書かせていただいておりますように、東西道路については、今ある位置とほぼ同じような位置で交通の流れを確保しながら、それの上下、北南にロータリーを配置する。そして駅前広場の南側に建物を配置するということで、これがほとんど2案という形になっておるんですけども、これをベースに今後の検討を進めていきたいということで、地元のほうにもお話をして、今、市としても検討を進めているという状況でございます。
 以上でございます。

 

◆(平野委員) 先日も言いましたように、イメージだけが先行してしまうのはよくないというのも、私もわかるんですけども、しかし同時に、市民の方に理解をしていただく上でのイメージというのは、非常に大事なところだと思うんですよね。
 そういう意味では基本計画(案)22ページというのは、わかるようでわからないところがあるけども、まちづくり協議会のニュースで、その1案・2案というのを出しているわけですね。A案・B案もまちづくり協議会のニュースで出てて、昨年の委員会には参考資料でいただいているわけですよ。
 それがなくなっちゃってると。ほんなら後、どうなってんのというたら、今も口頭で説明いただいたけども、まちづくり協議会がニュースを出してるわけでしょう。前回こうやって資料につけてあるのが今回はつけてない。えらい事細かいことを言ってるようやけれども、丁寧にやっぱりちゃんとしなかったら、私が気がかりなのは、やっぱりここで、都市計画審議会だとか、あるいは議員というのは市民代表ですね、そこへの説明が、そんな粗っぽいやり方で、これは市民に対してちゃんと丁寧にできているのかなという、私はそういう疑問を持つものですから言ってるんですよ。
 だから、都市計画審議会で言ってるから、ここにはちゃんとニュースぐらいは出るのかなと思うたら、それもないわけで、ちょっとわかりづらい委員もいらっしゃるんじゃないかなと私は思いますよ。図面も持ってきてないんですか。都市計画審議会のときはまだ図面を持ってきてはったわね。だから、何でそういう丁寧さが、ちゃんとできないのかなと、えらい小言を言ってるようで申しわけないけど、小言を言ってるわけと違う、小言と違うんです、これ。市民に対して、地元に対してやっぱり丁寧にやっていく。そのことがこういう場に反映してくると思うんですよ。
 今さらどうしようもないのかもしれないけれども、重ねて丁寧にしていただくということは言っておきたいなというように思います。
 それから、いろんな資料を私たちももらうので、後からでもいいですから----あそこに行けばあるけどね、東館に行けばあるけど、ちゃんと資料ぐらいは配布したらどうかと思いますけどね。

 

 ◎(山城都市計画・開発事業担当部長) まちづくり協議会ニュースが発行している中に、今、平野委員がおっしゃっている計画案、これについて図面とパース、ちょっとした絵も載せておりますので、それを委員の皆様のほうに後で配布をさせていただくということにしたいと思います。

 ◆(平野委員) ある意味、ニュースになって公開されているんだから、当然そういうようにしていただいたらいいと。
 必ずしも私は1案・2案で、市が言うように2案のほうがいいとか、そういう判断をしているわけじゃなくて、一般論として、やっぱり既に出ていて、地元では説明されているのに、何か意見があれば言ってくださいよということで、きょうこの場を設定されていると思うし、これからパブコメもやろうと言っているのに、地元では知ってるけども我々は知らんと、下手したらそういうことになりかねないですね。
 先ほど言ったように、東館に行けばあるようなもんだけれども、そういうちぐはぐにならないように丁寧にしていただく必要があるだろうと。我々への丁寧さということだけじゃなくて、くどいけど市民に対する丁寧さの反映だと私は認識したので、重ねて言っておきます。
 それから、先ほどあった、私も非常に気がかりなのがJR側の対応で、JR側の姿勢にも、いささか問題があるというように、私も今回の問題に限らず、あそこにエレベーター設置やらエスカレーター設置の問題でも思うわけですけれども、ここは粘り強くJR側に、やっぱり公共性を持った広場だし、ましてやJRの、ある意味、乗客の安全なりサービスなりということに深くかかわっているところなので----あそこは民間になってから、なおのこと何か態度が横柄になってきたなと私は思いますけれども、それは置いておくとして、行政側のやっぱり粘り強い努力、これは先ほども他の委員にも答弁されていることなので、私からも要望ということで申し上げておくということにとどめておきたいと思います。
 以上です。

 ◆(畑中委員) 本当にここまで御苦労をされてきたと思いますし、また住民の方々が非常に辛抱強くしていただいたことに感謝を申し上げながら、今、出ましたところで繰り返しになりますけど、JRに対して、一番メリットを持つのはJRだということを、みずからのユーザーサービスを民間企業が怠ることがないように、強い姿勢を持って臨んでください。
 市民サービスにつながることだから行政も当然協力はしますよ。でも、それはやっぱりちょっとJR側への姿勢の弱さもあると思いますので、自分たちだけであかんのであれば国会議員を使うなりしていきましょうよ、どんどん。
 それで各地域の要望を、近隣市全てについて、僕は昔から提案しましたよ、JR対策、質のいいものをつくっていきましょうというのも、いや、連携していますだけじゃなしに、やっぱりやっていかないと、今まで僕も例に挙げて申し上げ、何回も言うてるところの再開発事業なんて、本当にJRに好きにやられているだけなんだから、しっかりとした前例をつくるためにも、前例がないというんじゃなしに、つくるための強い意志、先ほど徳田委員からあったように、リーダーシップというのはそういうところなんですよ。行政が強い意志を持って、住民の生活向上につながることでいえば、JRと市は一緒でしょう、市民サービスがよくなるということはユーザーサービスがよくなることやと。先ほど平野委員からもありましたけど、安全を確保するのと一緒なんだからということをしっかりと訴えて、JRに協力を強く求めるということを改めて申し上げておきます。
 それと、丁寧さ、それはよくわかります。パブリックコメントまで来てるわけだからわかるんですけど、あとはスピードですよ。丁寧にしてきて、ここからスピードがなかったら----考えてくださいよ。前は50年、都市計画決定を打たれて50年間の網をかぶせたままここまで来たのが、今70年になってるんですよ、一番最初にやり出してから。そしてその中に、開発にします。規模を縮小しますといいながら、そこから凍結してきて、駅前商店街の財産を凍結されたんは50年から、もはや70年になってるんです。そういったことも考えたら、地権者の方々の気持ちもよく考えながら、そしてそこの場所が芦屋の住民の幸せにつながる場所やということも、よく御理解いただく。
 芦屋の歴史を振り返りますと----これは質問じゃなしに意見になるけども、今まで、マンションの問題がいろいろあったときも、いろんな規制をかけてきた。じゃあそこの財産に対しても御辛抱いただいた。その結果、いろんな規制をかけてきて御辛抱をいただいた結果が、今の芦屋の町並みにあるんでしょう、マンション規制や、いろんなことにおいても。そうでしょう。小規模宅地にするというようなところのいろんな条例をつくってきて、皆さんそのことに御辛抱いただいた。その協力があって、今の芦屋の町並みがあるんです。
 この看板条例もそうですよ。当事者の方はいろんなことを言われますよ。でも御協力をいただいて御辛抱をいただくことによって、10年後、その先にはすばらしい芦屋のまちができるんですよ。御辛抱いただき御協力いただくことによって、芦屋のまちがよくなるんだというところを、やはり行政として強い意志を持って取り組んでいただくことを、改めて強く求めておきます。
 以上です。 

○(山田委員長) そのほか、質疑はございませんか。

 

◆(前田委員外議員) 質問しますけども、一つはこのまちづくりの基本計画(案)のパブコメをするということですけども、いいまちができるなという具体的なイメージがあっても、市民の方にはどれだけの費用がかかるんだというふうなことが、やっぱり一体のものだというふうに思うんですね。
 いいものをつくってくれるということに違いないけども、それが最終的に----これは市施工ということなので当然、国の補助金も出ますけれども、思わぬ費用になっているということになれば、やっぱりまちづくりの優先順位で、高いものだと思いますけども、これもあれもという話は当然、市民の中から出てくるということなら、やっぱりそれは概算でも示していかなければ、大概の----他市のことを言ってるんだと思いますけれども、ある程度は出るんじゃないですか。これぐらいの事業費がかかって、このまちづくりをするというのが見えてこなければ、これは市民が「はいはい」という格好になるのかなということは大変危惧します。新聞記事にもきっとなるでしょうけれども、何らかの発信ということがなかったら、ちょっと行政としては今のまちづくりの中で不十分ではないかなということで、どのように丁寧にされるんかということです。
 もう1点は、これは芦屋市にとって、市民にとって駅前のまちづくりを描いていくという大変有意義なことだというふうに思うんですけども、前回のここの委員会でも、住民の2割の方が、駅前南の事業計画に対して問題意識を持っておられるというんですか、反対という、個別意向調査もあるんだということがありましたけれども、オール市民にとってみれば、駅前の再整備をやってほしいということは当然だと思うんですけども、住んでおられる方がちょっと今の展開でどうだと言われたときに、それはどっちが多数になるのかというような悩ましい問題にもなるので、そこのところはどのように、現状どうなっているのか。昨年の秋口の意向調査というのと、近時の意向調査というのが、どのような変化----丁寧に個別訪問で説明等をされていますということでありましたけども、その中での変化というのがあったのかどうかということをお尋ねします。
 もう1点は、駐輪場の問題がこの建設公営企業常任委員会でも問題になって、集約化するという話にもなってるんですけども、相当数の駐輪台数、1,500台でしたか、そういうものをコンパクトにおさめるという手法についても、まだこれからだということだとは思いますけども、どのような基本的な考え方を持っておられるんかということも、これは駐輪場を利用されている方は大変多いので、気にかかることだなというふうに思いますので、どうなのかなということと、その絡みでJRの登場の仕方が、今、大分、他の委員からも出てましたけども、よくわからない。個別的にというんか、やっておられるけど、どっかの段階でテーブルに一緒に入るということがなければ、いつまでも個別個別ということではだめではないかなと思うので、JRをもっと引っ張り出すと言うたらおかしいけど、そういう手だてみたいなのを、何か今のところ持っておられるのかということについて、お尋ねします。

 

◎(鹿嶋都市整備課長) まず1点目の概算額のお話ですけれども、先ほど部長のほうから申し上げたとおり、今現在のプランでの概算というのは算出はしておりません。といいますのも、まだこれは地元の皆さんとお話をしている途中というところもございまして、概算額の算定というところまでは至れておりません。
 ただ、長期財政収支見込みのほうでは約102億円ということで数字を上げさせていただいております。大きくそこから倍になったり半分になったりということはないということでは思っておりますけれども、今の現時点でお示しをした基本計画(案)22ページにあるような方針図に基づく概算というのは、今、算出できておらないという状況でございます。
 あと、駐輪場の話につきましては、現在検討をしているところでもございますが、あわせてJRのほうにも鉄道事業者の責務ということで、駐輪場の整備というものを求めております。そういった話とあわせもって、集約化、どこにどういった台数を設置していくのかということはしっかりと検討していきたいということで考えております。
 あと、JRとのかかわり方でございますけれども、JRにつきましては、地元の方からも、これはまちづくり協議会のほうからJRが参加すべきじゃないのかという御意見もいただいております。そのことにつきましては、当然、市からJRのほうに申し入れも行っておりますけれども、今現在で言いますと、JRがこういう協議会に出席をするという状況には至っておりません。
 基本的にはやっぱり、地元の方もJRについても同じ地権者であるので、当然同じテーブルで議論をすべきだということでの御意見をいただく中ですので、引き続きJRについてはそういった要望をしていきたいということで考えております。
 以上です。

 

◎(山城都市計画・開発事業担当部長) 一つ、地元住民の方々のお気持ちの変化という部分でございますが、それはやはりまだ事業区域は決まっていないよなとか、このままこの家で住み続けたいんだという御意見もありましたり、やはり高齢なので早くやってほしいと、こういったお声を聞いております。
 さまざまな御意見がありますし、個々にもいろんな御事情があります。そういったことを計画検討会の中で御発言されるという場面もありますし、それはやめておいて個別にまた我々が聞いて受けとめているということもありますので、トータルで地元状況がどう変わったんだということは、これまたいろいろな総括をすることになると思うんですが、やはり市としてこのまちづくりが必要なんだということ、そこには皆さんの御理解と御協力が必要なんだということを、これからも継続し説明をして、皆さんの御理解・御協力を得るということ、これを念頭に置いて進めていこうというようなことでございます。

 

◆(前田委員外議員) 最後ですけど、一番言いにくいことを、山城部長が最後に答弁されたと思うんですけども、前回の委員会や、都市計画審議会で意向調査の数というのが出てましたわね。それがどういうように変化したかということは、数字として把握はされずに、そういう現状を認識しながら今、山城参事が言われたようなことなのか、改めて、やっぱり意向の把握というのは、最近されているような形になっているのかどうかということだけ、最後にお尋ねしておきます。

 

◎(山城都市計画・開発事業担当部長) 今、前田議員がおっしゃられた地元の方々の、いわゆる賛成・反対とかの数字のことなんですが、ちょうど1年前の7月に意向調査というものをやっています。その中で、将来的な再開発事業については反対であるという御意見を頂戴した方は地権者、いわゆる権利者の方々の16.7%、約2割程度というお声がそのとき集約した数字であります。
 これが今どうなっているのかということについては、改めてこういった調査はしておりませんで、やはり個別でのいろいろな訪問によって、それぞれのお方の御意思を確認をしていっているところであります。
 よって、数字的にはこれが何%になったということは把握してませんが、それぞれ個人の方にもいろいろな御事情がありますし、それぞれその時々で変化をされる方もいますので、その都度、皆さんのお考えを確認して、地元住民の方々の合意形成に向けて、これからも継続して取り組むということにさせていただこうと思っています。

 

◆(徳田委員) 各委員さんの御意見を聞いていて、本当にちょっと僕も余計に腹が立ってきたので言いますけど、やはり事業費を提示しないでパブコメって、パブコメをやる執行権は行政にありますから、やめろとは言えませんけど、やったらいいですけども、そういう予算とか事業費を後づけで事業を進めるんだったら、僕らが例えば議員提案で、いろんなことを提案しやすいですわ。あとはあんたらが予算を考えろやという話ですわ、こんなんやったらね。
 約100億円、長期財政収支見込みで示してるんであれば、それが倍なんてとんでもないし、1.2倍になっても怒ります、僕は。120億円なんてとんでもない話ですわ、20億円なんていう金額でもね。
 ですから、それがきちっとやはり裏づけのあるものとして、金額を示さなかったら、それは判断のしようがないですわ、市民かて。もっとわかりやすいパースとかつけて、パブコメの場合は、地権者よりも広くJR芦屋駅の南側を利用する人たちとかにとって興味があることで、その場しか意見が言えないんですから、こんなふうなまちになって、こんなふうな例えば自転車で行く人は利便性がこういうふうになりますよとか、そういうのがなかったら、なかなか判断しようがないです。
 それと、東京都知事選じゃないですけども、東京都知事選の一つの争点は、東京オリンピックの膨らんだ予算についてであったわけですから、やっぱり市民・国民というのは、そういった事業費について、すごく関心を持ってるので、僕らもそこがやはり一つの肝となって、判断すべき大きな基準の一つなんですから、そういったことがやはり示されないというのは、どうかなと。じゃあ何ぼでも予算関係なしに、僕、言うたろうかなと気になっちゃいますよ、そんなことやったら。それをよく考えていただきたいと思います。意見として言っておきます。

○(山田委員長) そのほかに質疑はございませんか。
     〔「なし」の声おこる〕

 

○(山田委員長) それでは、本日の調査はこの程度にとどめます。
 本日はこれをもって閉会します。お疲れさまでした。
    

  〔午前11時59分 閉会〕